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専業主婦から一転!ものづくりの世界へ飛び込んだ、飛永かの子さんのクラフトビールづくりと夢への挑戦

地元の活性化を目指しイベントを企画。

――クラフトビールは、これからも新しいものに挑戦するんですか?

次は『IPA(インディア・ペールエール)』をつくりたいと思っているんです。IPAにスパイスを組み合わせたら、面白いんじゃないかと思って。

――もうイメージはあるんですか?

はい。ですが南信州ビールさんの原料は、イメージしているIPAとは違うんです。他へ相談といっても、瓶詰めしてくれる所ってなかなかないんですよね。専用の機械が必要ですごく難しい。イベント用の樽生だったらもしかしたらできるかもしれないけれど。

――イベントなども開催されているんですね!

過去に2回ほど、百合ヶ丘の飲食店さんを集めて、『ゆりバル』というはしご酒のイベントを主催しました。

Kanoco BEER & MARCHE』の飛永かの子さん

――地元飲食店を巻き込んでのイベントとは、大掛かりですね。

酒屋を始めた後、市の商業振興課の担当者と知り合ったのがきっかけです。いろいろと話を聞くうちに、百合ヶ丘の街を盛り上げたいと思ったんです。

――街の活性化に、はしご酒はとてもいいアイデアですね!

お客さんにはとても楽しんでもらって大成功でした。今はこんな状態なので、なかなか次のイベントというわけにはいかないのだけど。

Kanoco BEER & MARCHE』の飛永かの子さん

――やっぱり、コロナの影響はありますか?

お店は忙しくさせてもらっています。この辺はベッドタウンで都心へ通う方が多いのですが、今リモートワークが増えて、地元にいらっしゃる方が多いみたいです。昼間散歩がてらお店にいらして、「気になっていたけどなかなか来れなくて」と、初めてのお客様が増えました。

――家飲みが増えているそうなので、それならちょっといいお酒を、と思う方が増えているんですね。

通販もやっているんですけど、実店舗の売り上げが伸びたのは予想外でした。

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