「多様なものの見方・考え方を理解し、尊重する」ための教育カリキュラム

本教育カリキュラムについて

About Curriculum

これからの価値観の多様性が広がる社会で豊かな生き方を送るために、
自分とは違う考えがあることを理解し、上手な付き合い方を学ぶカリキュラムです。

  • 実証実験などを通じて、
    子どもたちに
    寄り添って作られた教材

    「一人一人が自分らしく、幸せに暮らせるように」多様性を認め合える社会の実現を目指して、さまざまなワークショップ・研修を手掛けるBridge Project監修のもと、約2年間の年月をかけて作られたカリキュラムです。河合塾ドルトンスクールや明光学童クラブでの実証実験などを通じて、子どもたちの成長に寄り添った教材内容になっています。

  • ベストセラー絵本
    『ふたりのももたろう』を手掛けた
    「#たしかに」がプロデュース

    "すべてが正解で、いろんな考え方や生き方があっていい時代"を目指す価値観発見メディア「#たしかに」。今後の”多様な価値観が共生する社会”を見据え、子どもたちの教育における取り組みとして、この度教材の開発を手掛けました。

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作成の背景

Background

同じものを見ていても、
相手と捉え方・意見が違う場面、
増えてきていませんか。
多様な価値観が認められ、
「自分と違う価値観」に
どう向き合い共生するか、
が問われるこれからの社会。
幼少期から、相手の立場を考え、
上手く付き合う方法を学ぶことは、
人生を豊かに過ごすうえで
今後ますます必要になってきています。

カリキュラムの内容

Contents

”多様なものの見方・考え方”との
付き合い方を学ぶために、
まずは自分の価値観・好みを知り(自己理解)、
その上で他の人にも自分とは同じ/違った
価値観・好みがあることを知り(他者理解)、
知った上で、上手い距離の取り方・
付き合い方を学ぶ(対処)3ステップで
学習を進めていきます。


また、それぞれのワークの中で
「体験する、気づく、
自分ごと化する・習慣化する」の
学びのサイクルを意識したつくりとなっており、
子どもたちの学習をより効果的にします。

教えるクラスの
構成・発達段階に合わせて、
基礎編(低学年向け)、
発展編(中高学年向け)の
カリキュラムをご用意しています。

付属の『ファシリテーションガイド』を参考にしていただくと、よりスムーズに学習を進めていただけます。また、クラスの課題やご関心に合わせ、個別のワークをピックアップしてご使用いただくことも可能です。

教材の一例

子どもたちにとって
「わかりやすい」「楽しい」
ということを
大切にしています。

ワーク名
思い込みってなに?
目標
自分の中/他人にも思い込みがあることを知る
ワーク内容
事前に用意した 石について 何を感じるかを 記載してもらう

“石”に対するイメージや実際の“石”の捉え方から、自分の思い込みや他者との考えの違いに気づきます。

ワーク名
色眼鏡をかけてない?
目標
自分の思考の癖と隠された先入観(色眼鏡)に気づく
ワーク内容
写真の中で 何が起こっているか を”事実”と“解釈”に 分けて考えてもらう

色々な捉え方ができる写真を見ることをきっかけに、自分の先入観に気付き、ものごとを事実から正確に捉えていく方法を学びます。

ワーク名
自分らしさの木・私から見たあなた
目標
自分の考え・好みに気づく
ワーク内容
葉っぱに自分が思う自分について記載し、上部に他人から見た自分を貼り付けてもらう

他者が自分をどのようにみているかを知ることで、自分を客観視してみることを学びます。

教材一覧

Work List

カリキュラムで取り入れている
教育メソッドの解説の他、
カリキュラム実施時に役立つ
考え方や工夫をまとめています。
カリキュラムご活用前に
ご一読ください!

ファシリテーションガイドラインを
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基礎編(小学校低学年向け)

      • 自己理解
      • 初回45分、2回目25分

      自分らしさの木・私から見たあなた

      自分の好み、考え方、性格などを木の葉っぱの図に書き出すとともに、周りの人にも自分の見え方を教えてもらい、自分のことを客観視する練習をするワーク

      体感すること:自分の考え・好みに気付くことができる

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      • 自己理解
      • 20~30分

      気持ちはいろいろ

      自分自身や違う立場の人の感情とその理由を場面集を使って考え、自分の気持ちへの理解を深めるワーク

      体感すること:自分自身を客観的に見ることができる

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      • 他者理解
      • 15分

      ものの見方は無限大

      絵本、写真などを使い、同じモノや写真に対して多様な見方や捉え方ができることを知り、自分とは異なる見方を尊重する力を養うワーク

      体感すること:同じものを見ていても、他の人は考えていることが違うことを知る

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      • 対処
      • 20~30分

      失敗は怖くない

      失敗したことを表現することを通して、違った考えを安易に否定しない姿勢を養うワーク

      体感すること:違った意見があっても、いったんは受け止めることができる

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発展編(小学校中高学年向け)

      • 自己理解
      • 初回45分、2回目25分

      自分らしさの木・私から見たあなた(発展編)

      自分の好み、考え方、価値観、性格などを書き出し、周りの人にも自分の見え方を教えてもらい、自分のことを客観視する練習を行うワーク

      体感すること:自分の中に大事にしていることがある

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      • 自己理解
      • 20~30分

      気持ちはいろいろ(発展編)

      "気持ちはいろいろ"の発展編として自分の考えや価値観を文章化し、人によって異なる感情が存在することを知るワーク

      体感すること:自分と他者で“大事”にギャップがある

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      • 他者理解
      • 40~60分

      違いは当たり前

      自分が大事なものの優先順位付けをして、自分と他者の価値観の違いに気づくワーク

      体感すること:相手の考えを聞く発見・面白さがある

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      • 他者理解
      • 40~60分

      違う立場で考える

      絵本「ふたりのももたろう」などを使い、異なる立場による考えの違いを体感し、違う立場で考えることの大切さを学ぶワーク

      体感すること:物事には色々な違った考え方がある

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      • 他者理解
      • 40~60分

      思い込みってなに?

      様々な視点から”石”を観察することで、抱いているイメージと実際には差があること、自分にも思い込みがあることに気付くワーク

      体感すること:自分の中/他人にも思い込みがある

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      • 他者理解
      • 40~60分

      色眼鏡をかけてない?

      写真を使い、思考の癖とそこに隠された思い込み・先入観に気付き、事実にもとづいた物事の捉え方を学ぶワーク

      体感すること:自分の中/他人にも思い込みがある

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      • 他者理解
      • 40~60分

      意見の裏にはなにがある?

      ある出来事に対する意見から、なぜそのような意見が出てくるのかをそれぞれの立場に立って考えるワーク

      体感すること:他者には他者の事情がある

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      • 他者理解
      • 40~60分

      違った考えの活かし方を考える

      ロールプレイを通して、自分とは異なる考えにも"正しさ"があり、それに対する"活かし方"があることを学ぶワーク

      体感すること:どんな考え方にも活かし方がある

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      • 対処
      • 40~60分

      チクチク言葉~マイクロアグレッション~

      先入観や思い込みから生まれる"チクチク言葉"を自覚し、自分の言葉が相手に与える影響を考え、相手の気持ちに寄り添う姿勢を身につけるワーク

      体感すること:先入観が現れた時の対処を知る

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      • 対処
      • 20~30分

      ”自分らしく”は怖くない

      ”失敗は怖くない”の発展編として、心が発達した段階で改めて心地よいコミュニケーション・自己開示の在り方を学ぶワーク

      体感すること:感情のままにぶつからなくても考えは伝えられる

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      • 対処
      • 10分

      感情チェック

      自分が今どのような状態かを把握し、よりよくしたい時はどう対処するべきかを考え、自分なりの対処法を身に着けるワーク

      体感すること:感情のままにぶつからなくても考えは伝えられる

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      • 対処
      • 80~100分

      みんなが村人だったら

      ロールプレイを通して異なった価値観や考え方を持つ人と共生する練習を行うワーク

      体感すること:違った考えの人とも付き合える

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カリキュラム監修者

Supervision

内山 唯日

内山 唯日

Bridge Project代表
多様性教育ファシリテーター、日本語教師

イタリアと日本のルーツを持ち、ローマ ラ・サピエンツァ大学で東アジアの言語と文化を学び、中国の廈門大学大学院で人類学の修士号を取得。
その後、ローマにて移民・難民の受け入れを行うNPOでフィールドワークを実施し、インクルーシブ社会について研究。
その際に、平等で寛容な社会作りに向けたマジョリティへの啓発・教育活動の必要性も痛感。イタリア、ドイツ、スコットランドでEUの研修を受け、多様性教育のメソッドを習得。
2018年に来日し、日本語教師などの教育関係の仕事を経て、2020年12月にBridge Projectを立ち上げ。
一人一人が自分らしく幸せに暮らせる、多様性を認め合う社会を築くべく、”多様性を体感し自分ごとにする”ワークショップを企業、学校、行政機関に向け実施している。

comment

多様化する現代社会では、多様な価値観や在り方を認め合い、一人一人の個性を活かす能力が今まで以上に必要になってきます。
本カリキュラムを監修する上での私の想いは、子供の頃から自分の個性と向き合い、多様な考え方に触れ、共生と尊重を学ぶことで、これからの社会で活躍するための広い視野と柔軟性の育成をサポートすることでした。
子供たちを始め、教育現場の先生方や保護者の皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

実証協力企業

Supporters

※50音順

  • 河合塾ドルトンスクール

    私たちは「100人の生徒がいれば100通りの考え方ややり方がある」という考えのもと、子どもたちが秘めている素晴らしい可能性を引き出すことを教育目標に運営をおこなっています。
    実証ではどうすればより楽しく深く意義を体感してくれるかという視点でアレンジを加えて実施し、カリキュラムへのフィードバックをさせていただきました。
    これからの時代に必要な「目に見えない立場・考え方の違いを捉える力」、「あらゆる視点から物事を捉える思考力」を深める手段としても有意義な教材と思っています。皆さんもぜひご活用ください。

  • 明光ネットワークジャパン

    私たちは「学びの根っこ」を育てるアフタースクール・放課後スクールとして、首都圏・近畿を中心に数十施設の運営を行っています。
    子どもたちの構成や状況が異なるスクールでの複数回の実証を通じ、子どもたちに合わせた実践はどうあるべきか、担当するコーチにとってどうすれば使いやすくなるのかという視点で、ブラッシュアップをお手伝いさせていただきました。
    様々な状況にあるスクールにおいても有効に活用でき、私たちの目指す「自立心と夢をかなえる力を持った子どもを育てる」という理念にも通じ、更に今後の10年、20年先の社会を生きる児童に向けて有意義なカリキュラムになったのではないかと感じています。

活用実績

Use Cases

※50音順

ウィズダムアカデミー様、河合塾ドルトンスクール様、明光キッズ様

ご利用方法

How to Use

目的にあったワークを選択し
ダウンロードして利用します
(各ワークはワークシートと講師向けマニュアルを
ご用意しています)

1.教材の全体像から、クラス・児童の課題に合うワークを選びます。
2.個別のワークのダウンロードボタン、または教材一括ダウンロードからワークをダウンロードします。
3.個別ワークの講師向けマニュアルおよびファシリテーションガイドラインを一読の上、実施します。
ワークシートの印刷または投影はご利用環境・ご意向に合わせてご選択ください。

※注意
本カリキュラムは欧州の非商用教材や学術研究を活用しており、本カリキュラム自体の商用目的での販売及び販売を目的とした複製・改変・販売はご遠慮ください。非商用での改変を行う際は、お問い合わせよりご一報ください。

活用方法

日々の授業・アクティビティでの活用
  • 他者との“共生”に向けたノウハウや自発性養成
  • 他者との付き合い方という“答えのない”問いを考える思考力養成
現場でのトラブル防止・改善教材としての活用
  • 講師の研修・勉強会での活用を通じた意識変化・児童への働きかけ方改善
  • 児童間でトラブルが起きている時の参考または改善材料
課外活動・ワークショップでの活用
  • SDGs教育・ソーシャルスキル教育などの推進・発展の一環に

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よくあるご質問

Q & A

「#たしかに」とは何ですか?
"「AorB」ではなく、「A&B&C&…」な時代""どちらも間違いはなく、すべてが正解で、いろんな考え方や生き方があっていい時代"を目指して、読者の皆さんが少しでも「いま大切にしたい価値観」に気づけたり、「優しい気持ち」になれる情報・企画を発信するメディアです。(運営:株式会社ドリームインキュベータ)
教材の利用にあたって登録や費用は必要ですか?
登録や費用は必要は不要です。
学校の授業等で使用してもよいでしょうか?
学校や学童施設など教育現場での使用は、自由に可能です。ただし、本カリキュラムは欧州の非商用教材や学術研究を活用しており、本カリキュラム自体の販売は出来ない点にご注意ください。
学校の授業等で使用に向け、一部改変してもよいでしょうか?
学校や学童施設など教育現場での使用に向けた改変については可能です。但し引用元として「#たしかに」及び本ホームページのURLをご記載下さい。
引用・転載は可能ですか?
学校や学童施設など教育現場での使用に向けた引用については可能です。但し引用元として「#たしかに」及び本ホームページのURLをご記載下さい。なお、転載する場合は、転載する内容、利用方法を当社問い合わせフォームから申請し、許可を受ける必要があります。無断転載は禁止します。
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カリキュラムについて説明・レクチャーを受けることは出来ますか?
検討致しますので、問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
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