リモートワークの課題
リモートワークとは、会社に所属している従業員がオフィスに出社せず、自宅やコワーキングスペース・サテライトオフィス・カフェなどで仕事をするという働き方です。毎日全員が集まらないことを前提としています。
リモートワークのメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
【リモートワークのメリット】
・好きな時間・好きな場所で仕事ができる
・子育てや介護、病気治療、配偶者の転勤など、家庭の事情があっても仕事を続けられる
・オフィスへの移動が無いため時間の節約ができ、通勤ストレスから解放される
時間や場所に囚われる必要がなくなることで、様々な条件下にある人たちも仕事を続けられます。これは大きなメリットのひとつと言えるでしょう。
次に、リモートワークのデメリットには一体どのようなものがあるでしょうか。
【リモートワークのデメリット】
・同じ空間に居られないため、相手の動向や様子がわかりにくい。
・コミュニケーションの量と質が落ちる
・孤独を感じやすい
・モチベーションを保つのが難しい
・自己管理が難しい
・新入社員が会社に適応するのが難しい
・企業理念を共感しづらい
主にコミュニケーションに関する難しさや、モチベーションを保ちにくいことがデメリットになっているようです。
社内でのコミュニケーションは、お互いの仕事内容や進捗状況を把握するだけでなく、親睦を深める上でも役に立ちます。同僚や上司と同じ社内にいることで、細かいニュアンスを伝え合う事ができます。良く言えば阿吽の呼吸。他部署の人との交流の機会も得られるため、人間関係が円滑になり、会社に馴染み、パフォーマンスを発揮しやすくなるという好循環を生み出します。
特に、新入社員にとっては対面でのコミュニケーションができないとなると、社内の人たちとの繋がりを感じることができません。できるだけ早く会社に適応していきたい彼らにとっては困難な環境と言えるでしょう。コミュニケーション不足は作業効率や生産性が下がる可能性をはらんでいます。