多角的にキャリアを考える
キャリアというと仕事をイメージする人が多いと思いますが、今後のキャリアを再構成する際は、キャリア=仕事ではなくキャリア=人生として、多角的にキャリアを考えていくと良いでしょう。仕事、家庭、社会……様々な視点からキャリアを検討すると、より具体的に人生設計することができます。
キャリアプランを考える場合、まずは仕事面から考える人が大半かと思います。今の会社で働き続けて良いのか、転職した方が良いのか、自分で事業を始めた方が良いのか…あらゆるパターンを比較し、自分のやりたいことや経験、スキルからどの選択をするのか考えてみましょう。今の仕事を続けるという選択をした場合も、昇格や昇進といった縦方向だけではなく、仕事の幅や職種を広げたり、仕事を掘り下げて極めたりと、多方向に向けてキャリアを考えるのがおすすめです。昇格や昇進など一つの方向だけでキャリアを考えることはリスクを伴います。複数の方向でキャリアを考え、リスク分散しながら自分の仕事の幅や深さを広げていくと良いでしょう。
仕事の他にも、家庭や社会における役割の観点からもキャリアを考えてみましょう。パートナーとどうありたいのか、家庭を持ちたいのか、地域コミュニティなどの社会とどのように関わっていきたいのか…キャリアというと仕事にばかりに目が行きがちですが、自分の生き方や役割、自分がどうありたいかを多角的に考えてみてください。