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実は身近にもいる?LGBTを支援する仕事、LGBT自身の働きやすさとは

LGBTを隠して仕事をしている人が多い

LGBTを自認している人のほとんどは、カミングアウトすることなく働いています。
仕事とプライベードは別であるという考えの人もいれば、会社自体もしくは同じ職場の人々が、LGBTに対して否定的もしくは奇異の目で見られるのではといった理由があります。

職場において、プライベートの話をすることがありますね。特に飲み会などは普段よりも趣味や好みなどの話題も出やすくなりますが、こうした話題に苦痛を感じる人もいるのです。そして、よくあるのが男性から女性に聞けばセクハラと思われることも同性同士なら「なんとなく大丈夫」と考えている人が多いです。
これは「相手が自分と同じ性別なら、当然好きな対象は異性である」という思い込みから来ており、相手の反応が薄いと「ノリが悪いな」と考えをくくってしまい、相手が不快に思っているというところまで考えないのです。

カミングアウトしていない人は、職場の飲み会などで、こうしたセクシャルな話題が出てくることを非常に苦手としています。それでも飲み会への参加はある程度必要と思い、話を合わせているのです。

飲み会でなくとも、例えば「男なのにしぐさや持ち物が女性っぽい」「職場の異性で好みのタイプは?」「結婚しないの?」といったプライベートについて聞いたり噂されたりすることにも悩まされています。

本人のプライバシーに関わることを理由に周りの対応や視線が変わることは差別のひとつです。
企業としてこうした差別をなくし、多様性を受け入れるためにはそこで働く人たちのモラルが変わらなくてはなりません。いくら企業方針を掲げても一人一人の対応が伴わなければいけないということがわかりますね。

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