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「自分が何者かなんて決めない」過去を手放しやりたいことを叶える市川さんの軽やかな生き方

できることとやりたいことを整理する

ーーしばらくはまだタイにいる予定ですか?

わからないですけど、タイでまだ何も成し遂げてないので何かを達成するまでは確実にいると思います。

僕のビジネスもコロナウイルスの影響を受けていて、実は社会人人生で今が一番壁にぶち当たっている状態かもしれません。あまり外に出られない状況で何ができるだろうと、家にいながらできるビジネスを考えたりもしています。

ーーなるほど。それにしても電通からはじまり、IT企業、タイでコンサルやイベント会社と業種が全然違う……。新しいところに飛び込むときに不安になることはないんですか?

やったことがない仕事でも、何か自分の経験で活かせそうな部分があるんじゃないかと考えながら、設定したゴールに向かって走っていく。いつもそんな感じだったように思います。技術的・専門的なこととなるときちんと勉強しないといけないですが、設定した目標に向かって道を切り開くという意味でほとんどのビジネスは一緒じゃないですかね。

僕、自分が何者かって拘りないし決めようとも思わないんです。逆に可能性を狭めてしまうかもしれないと思って。

ーー自分が何者かと決めているから「これしかできない」と身動きがとれなくなっている人は多いかもしれませんね。

自分ができることとやりたいことを明確に区別できていたら、そんなに不安になる必要はないと思うんです。できることとやりたいことって似ているようでまったく別物。そこをちゃんと整理できている人ってそんなに多くないような気がしています。

ーー市川さんもできることとやりたいことって常に意識しているんですか?

していますね。自分にできることを洗い出した上で、やりたい目標ができた時に何と掛け合わせたら実現できるか。新しい環境に飛び込むときも、自分のなかでちゃんと腹落ちしてから動いているんですよ(笑)。

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