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誰もが悩む人間関係。HSPの自分は周りとどんな風に接するのが良い?

HSPの人は、敏感だから・繊細だから気づくこと

周囲の雰囲気や人の感情を機敏に察知できるということは相手に寄り添おうとする気持ちがあり、細かく分析することで親身なコミュニケーションが取れるという良さがあります。
大勢がいる場所では、周りを良く見ることで色々な情報をキャッチし、それに伴う気配りと気遣いができるという利点も持っています。

気配りは、「相手の希望を察知してスムーズに行えるようにサポートする」という意味を持ちます。例えば、飲み物が無くなりそうな人がいないか参加者を気にかけるなどこれから起こるであろうことを想像して対応するというスキルです。

似た言葉ですが、気遣いには「相手が不快に思わないよう、失礼がないように対応する」といったニュアンスがあります。その場で目の前の相手を思いやりながら親切で丁寧に接することを指します。いずれも周りへ目を向け、相手の感情を想像することができるという長所です。

しかし長所と短所が表裏一体なように、対人関係に配慮できるという利点には欠点もあります。それは情報を受け取りすぎて心がパンクしてしまうということです。
どんなに処理能力が高いパソコンでもキャパシティを超えればフリーズするように、自分にも処理できる情報量が決まっています。上手な人は、情報や感情の取捨選択がスムーズですが、HSPは周りのことを優先しやすいのですぐに容量を超えてしまい、一番大切な自分自身の整理が追い付かなくなってしまうのです。

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