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誰もが悩む人間関係。HSPの自分は周りとどんな風に接するのが良い?

状況別、HSPさんの心のリフレッシュ法

人間関係における心のリフレッシュは、部屋の掃除のように物を捨てる整理するといったことではなかなか片づけられません。
なぜなら、次にその人に会ったときに感情の箱が開いて思い出したり、目の前にいなくても、大きな音や刺激を受けただけで連動して思い出したり、「これから顔を合わせる」という未来に緊張を感じたりするからです。

特に職場や家族といった身近な人間関係は毎日にように顔を合わせることがあるため、うまく心の余裕を作らないと疲れてしまいます。そのため自分に合ったリフレッシュ法を上手に取り入れてくださいね。

対人関係に変化を起こす基本は、「相手を変えようとするのではなく、自分自身を変える」です。

極論を言えば、不機嫌な相手の不機嫌な理由を追求したとしても、その人がご機嫌になるわけではないので、追求したくなる自分の特徴を理解し、自分の考え方に向き合うことを優先するのです。

いろいろな人と接していると、自分がどんな風に刺激を受けているかが分かってきます。
苦手な人がいる場合は、その人のどんなところが嫌と感じるのか第三者に説明するように思い浮かべてみましょう。
職場における悩みには「自分と他の人への対応が違う」「相手の気分にムラがあり気を遣わなくてはいけない」などが挙げられます。そういう時は、思い切って「○○さんは、こんな時に、こういう対応をする人」と、主語を付けてレッテルを貼るのです。頭のなかで思うだけで、○○さんと自分は別の存在であると分けるのです。

自分と自分以外を区別し、「○○さんは苦手だけど、私は他の人と分け隔てなく接する」という姿勢を保ちましょう。職場には仕事をするために来ているという基本理念に戻り、業務に必要なことには最低限のマナーを守って対応し、それ以上は接しないという線引きをしましょう。
相手のイライラを受け取りそうになったら、「○○さん、なんだかイライラしていたけど、とりあえず仕事に必要な接点を乗り越えられた!甘いもの食べよう!」と、まずは自分へ目を向けて小さな達成感とご褒美をワンセットにすることがリラックスに繋がります。

家庭における悩みには両親・義理の父母の干渉や夫に対する不満などがあります。
これには、家族とはいえ各自のプライベートな時間を確保することが大切です。また、HSPは周りの疲れなどを察知できますが、大半の人は自分以外の感情を察しにくく、特にプライベートに置いてはそれが顕著です。

リフレッシュ法は「10分だけでも静かな環境に一人で行く」です。家の中に一人になれる空間があればそこへ、なければ夜にベランダへ出たり、少し散歩に行ったりといった環境へ移動するのです。また、「今、自分は疲れているから少し一人になりたい」という気持ちを素直に伝えることで、相手があなたの疲れに気づけるだけではなく、自覚できることが大切です。
そしていざ一人の空間に入ったときは、深呼吸をして好きなことをしましょう。色々な情報を抱え込んだ心身がリラックスできるように、体を動かしたり、ダラダラしたりと一人を満喫しましょう。

編集部のここが「#たしかに」

環境や状況が変わっても、必ず人間関係はついて回ります。
機敏に察知するHSPだからこそ、自分の捉え方を受け入れて整理する方法を持つことが大切ということが分かりました。そして「苦手な人、ぶっちゃけ嫌い!」という自分の感情を認めたうえで、力み過ぎないよう適度な人間関係を築けるのが理想ですね。

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