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テレワークの先駆け「knit」小澤さんが考える、どんな世の中でも自分らしく働くためのヒント

これからの働き方で求められるものとは?

——小澤さんの話をうかがっていると、これからの働き方はますます変わりそうですね。そんな時代をうまく生き抜くための工夫はありますか?

フリーランスや副業など、個人の働き方も変わっていくなかで、これからは会ったことのない人に仕事を依頼するシーンも増えてくると思います。そんな時にしっかりと自分をブランディングするためにも、自分に「ハッシュタグ」をつけることが求められるんじゃないかなと思います。

——ハッシュタグって「#」のことですか?

そうそう。自分の強みを強調して発信することで、「この人と一緒に仕事をしてみたい!」と思う方が増えてくると思います。

例えば私なら、「#元リクルート」「#元リクナビ副編集長」「#海外起業」「#海外移住」「#テレワークの専門家」などなど。「#熱意3000倍」というハッシュタグもつけています(笑)。

——「#熱量3000倍」! すごいパンチワードですね! 小澤さんみたいにハッシュタグをうまく見つける方法はあるのでしょうか?

ありますよ! 誰にでも過去は必ずあるので、そのなかでやってきた事実から自分の強みは見つけられると思うんです。就職活動のようにこれまでの棚卸しをする感じですね。誰かとそういう話をしながら引き出してもらうのもありだと思います。

あと、過去は変えられないけど、未来は自分でつくっていけるので、正直自分が「こうありたい」と思う姿をハッシュタグにつけちゃってもいいんじゃないかな。言葉は言霊なので、「こんなことが好きです」と言い続けているうちに実現することも大いにあるはずです。

——なんだか勇気が湧いてきました! 小澤さんがこれからやっていきたいことってありますか?

knitはテレワークが今のように認知される数年前から手掛けてきたので、これまで溜まった知見をもっと多くの人に伝えていきたいですね。こんな働き方があるんだ! と知ってもらえることで、日本だけでなく世界の働き方の変革に貢献していきたいです。

 プライベートは……そこは相変わらず模索中です。結婚もして子育てもしたいけど、全然活動できないくらい仕事をのめりこんじゃってるんで、なんとかしないと(笑)。

編集部のここが「#たしかに」

毎日のように変化する世の中で、「今までと同じように働けるのだろうか」と考える人は多いと思います。そんななかで自分のハッシュタグをつくって発信するのは、これから自分らしく働く上で「たしかになー」と感じる方法でした。

時間や環境にとらわれないknitの働き方は、まさに今の時代の最先端なのかもしれません。小澤さんの話はたしかに「#熱意3000倍」と感じるほど、ポジティブな熱意に満ち溢れていて、元気をいただきました。ありがとうございました!

小澤美佳さんのnote|https://note.com/micakozawa

取材・執筆:石原藍 編集:#たしかに編集部

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