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“好きを仕事に”しない。美容系インフルエンサーふねさんの自分らしく生きるキャリア観

転職も努力も“苦じゃないもの”を選べばいい

ーー美容業界から、未経験で金融業界の編集ライターへ転職されたそうですね。いまの仕事に決めた理由はなんだったんでしょう?

昔からたくさん本を読む習慣があって、文章を読んだり書いたりすることは得意だったんです。仕事として始めてもうまくやっていけるかも、という印象がありました。

ーー未経験での転職は、大変なことが多くあったと思います。どんな風にスキルを身につけられたんでしょう?

ありきたりですが、業界について本や新聞から学んだり、先輩の記事を読んだり、いろんな人にアドバイスをもらったり、でしょうか。

スキルを身に付けるためのステップってたいてい、過去に誰かが確立していますよね。とにかくそれをやるだけだと思います。ただ、「とにかくやる」ためには最低限その行為が苦じゃないことが大事だと思っていて。

ーー自分にとって苦じゃないことが、「努力」と見なされる分野を選んだほうがいい、と。

そうですね。あと、苦じゃない働き方ができることも大事ですよね。人によってなににストレスを感じるかはそれぞれだと思います。業務形態などの形式的なところが自分に合うかを考えて転職先を選ぶと、努力を続ける上でのストレスがずいぶん軽減されると思います。

ーーとにかくやるだけ! といっても、やっぱり転職当時は不安が大きかったと思うのですが……。

多少の不安はありましたが、現状維持のほうがよくないなと思っていたこともあって、あまりネガティブには考えませんでしたね。

あと、幼い頃から自分は定年まで働くんだろうなと思っていて。今って20歳すぎで働き始めて、きっと70歳くらいまで働くじゃないですか。50年も働く機会があるなら、仕事をガラッと変えることもあるんじゃないかと思ってたんです。漠然と、ずっと同じ仕事はしないだろうと。私、結構飽きっぽくて(笑)。

ーーじゃあ今の仕事をずっと続けていこう、とはあまり考えていない?

全然考えてないです。45歳くらいになったらもう一度大学に入って、全く違う仕事をするのとか楽しそうですよね。 ふねさん

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