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“好きを仕事に”しない。美容系インフルエンサーふねさんの自分らしく生きるキャリア観

好きなように生きられるキャリアを

ーーふねさんのツイートの中に、こんなものがありました。「好きを仕事に」について、どんなお考えか聞かせていだだけますか。

「好きを仕事に」の是非ってすごく難しいですよね。私は好きだけでは仕事にならないんじゃないかなと思っています。どんなに好きだとしてもお金を生み出せないと生活できませんし、好きな仕事でも会社のやり方が自分の理想と違う、働き方が合わない、とかだと辛いですから。

一方で、得意なことをしていると気分が良くなってだんだん好きになるというのはよくあるパターンだと思うんです。だから、好きなことより「自分はなにが得意か」を見つけるほうがいいのかなって思います。最終的には、自分の得意なことと好きなことが上手く合わさった仕事ができれば一番ハッピーですよね。

ーーなるほど。でも、得意なことを見つけるのって、結構難しい気がします……。

そうですよね。得意なことがない、やりたいことがないって人も、もちろんいると思います。そういう人は逆に、「自分はなにが苦手か」を見つけて、除外項目を揃えていくのがいいんじゃないでしょうか。ストレスがないだけで、仕事が楽しくなったり好きになったりすることもありますから。

自分にとってストレスなくハッピーに生きられる方法であれば、好きなことを追求してもいいし、得意なことを仕事にしてもいいし、仕事は仕事って割り切るのもいいし。そうしたことをあまり大袈裟に考えなくていい気がします。嫌だったら一回休んでみたり、転職したりしてもいい。キャリアを途切れなく続けるのは大変ですしね。

ーー美容の発信についても、「決めつけにならないように」とおっしゃっていましたが、キャリアに対しても、ひとつの価値観にしばられない考え方がとても素敵です。

ありがとうございます……(笑)。仕事をしていく上で、会社のイメージやお給料じゃなくて、自分がリラックスした状態で毎日を過ごせるか、という観点が一番大事だと思うんです。「好きを仕事に」することがいいんじゃなくて、自分の好きなように、自由に生きていけるのがいいのかなって。なにかの価値観にとらわれるのをやめて、気楽になれたら、選択肢はどんどん広がっていくと思います。

編集部のここが「#たしかに」

ふねさんは、美容も仕事も肩の力を抜いて、変化も楽しんでいるような様子がとても魅力的な方でした。たしかに、なににおいても「こうしなくちゃいけない」という決まりはないはずだなと気づけたことで、改めて自分の価値観を見つめ直してみようと思いました。ふねさん、ありがとうございました!

ふねさんのTwitter
https://twitter.com/Yukifunese

ふねさんのInstagram
https://www.instagram.com/yukifunese/

ふねの美容ブログ
https://cosme-funese.net/

取材・執筆:西山桜 編集:#たしかに編集部

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