
酒場ライター・パリッコさんに聞いてみた。副業からフリーランスへどうやったらなれますか?#たしかに

副業、兼業、フリーランスetc. 働き方改革が進む中、ビジネスワーカーといってもその働き方はさまざまです。 リモートワークが浸透し、週休3日制の導入や副業OKの企業が増える中、 多様で柔軟な働き方に興味のある方、また実際にされている方も多いのではないでしょうか? そんな中、自分らしく自由な働き方を実践する、フリーランスの酒場ライター・パリッコさんの噂を聞きつけた「#たしかに編集部」。推定3,000軒もの酒場を訪れエッセイ風の酒場記録を執筆したり、変わったお酒の飲み方を研究したりと、その活動はとにかく楽しそう。果たしてその実態は?フリーランスで働くことについて価値観発見メディア「#たしかに」で届けたいと、パリッコさんにお話をうかがいました。
いつの間にか、酒場ライターになっちゃった。
―― 酒場ライターとして活動を始めて10年とうかがいましたが、そのきっかけが面白いんですよね?
そうなんですよね。友達に「面白いサイトを作りたいから何か連載やってくれない?」って無茶ぶりされたのがきっかけです(笑)。それまではライターっていう職業があることも知らなかったんですが、いろいろ考えて思いついたのが酒場の記録。それなら楽しく続けられるんじゃないかって。そこから、いつの間にかライターになってたって感じなんですよね。
―― そうはいってもキャリア10年ってすごいですよね。しかも単行本まで!何冊くらい手がけていらっしゃるんですか?!
8月に出版された『のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア』(スタンド・ブックス)と、9月に2冊出版される予定の2冊の本を合わせてちょうど10冊です。監修させてもらった雑誌や自費出版の本なんかは、他にもあれこれあるんですが。
―― 私も『のみタイム』を読みました。ちょうど自粛時期で試したいことがたくさんありました!
ありがとうございます。おかげさまで好評のようで。僕は普段、版元のスタンド・ブックスさんの事務所を拠点に仕事をしているんですが、ちょうど今日ここに重版分が届くらしくてドキドキしています(笑)。
―― おめでとうございます!実は私、本に載っていた人気のお取り寄せをしてみたんです。
ホントですか?嬉しいです。一鶴さんの骨付鳥、美味しいですよね!
―― すごくビールに合いますね!ちなみに、パリッコさんの一押しは何でしょう?
そうだなぁ、Google ストリートビューを見ながら飲むっていうのは、なかなか楽しかったですね。
―― それってどうやるんですか?
アメリカに住んでいる友達とzoom飲みをした時、住所を教えてもらってGoogleストリートビューの画面を共有してみたんです。そしたら映画に出てくるようなTHEアメリカ!っていう風景で、「こんなところに住んでるの?」って盛り上がりました。
―― たしかにそれは楽しそう!大人になると、友達の家もなかなか行くことがないから新鮮ですね。
▲パリッコさんおすすめの骨付鳥をお取り寄せ。ビールがすすみます(笑)
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