毎日に余白を
届ける

価値観発見
メディア

400万失っても諦めない!石川さんが出会った、イタリア産の激ウマバターって?

人生は、ロールプレイングだ。

―― 起業前はどういうお仕事をされていたんですか?

もともとは代理店で、企業の採用を手伝っていました。そこは副業OKの会社で。別途マーケティングの仕事をさせてもらったんですが、詳しいからと声をかけられたのに全く成果を出せなくて。「知っている」と「できる」は違うんだとこの時感じたんです。同時に、働いて対価を得ることの意味や喜びも知りました。3ヶ月くらい経ってようやく成果を出せた時、いただいた報酬は月給の1/3くらいでしたが、めちゃめちゃ嬉しかったですね。

―― たしかに、知っていることとできることは違うかも。

それをきっかけに今度は別の会社を紹介してもらい、また成果を出せた。少しずつ”CAN”が広がって、人生のロールプレイングみたいで面白かったですね。やりたいことって最初は”CAN”じゃない。でもチャレンジしたいから、成果を出せるまでお金はいらないっていうスタンスで続けました。そのうち仕事が楽しくなって、サラリーマンをやってる時間がもったいないと感じたんです。目の前にきた面白いこと全部もぎ取りたいと。それで30歳の時に会社を辞めました。

―― 辞めてからは、どうでしょうか?

辞めてすぐにモンゴルでバターに出会って、2年目の今はイタリアのバターに挑戦して。辞めた時想像していたよりもずっとエキサイティングな人生を送っています。目標は3年。それで形にならなかったらオレ小物だなと。

―― なんで3年なんでしょう?

会社員時代の先輩も起業している人が多く、だいたい2〜3年で成し遂げている人ばかり。その物差しで考えました。でも2年は怖い、ので3年くらいかなと。

―― 3年でどういう風になるのが目標?

まずはバターを中心に食品商社を形にしたい。「健康で長生き」を広めるべく、体のベースになる商品を増やしたい。今韓国のドリンクも、日本の販売代理店として権利を獲得して、国内の小売について複数の企業と商談中なんです。

KETjennie

▲そんなに我慢せずダイエットしたい人に、間食がわりに普段使いしてほしいと石川さん

―― 韓国のドリンクってどんなものですか?

アーモンドやマカダミアナッツベースのドリンクなんですが、シュガーフリなのに甘い。ローカロリーだからダイエット中もいけるし、常温で長期保存できる点もポイントです。

―― フードロス対策にもなりますね。

いつでもどこでも飲めて使い勝手もよく、パッケージも紙でストローもリサイクルプラなんです。プラスチックは今大きな問題だし、そのあたりもサスティナブルですね。

follow us
Twitter
Facebook
Instagram