達人にとっての散歩は、「気晴らし」と「再発見」。
ーー散歩のプロとして、散歩というものをどのように定義されていますか?
個人的には、「気晴らし」と「再発見」です。
気晴らしもありつつ、街の隙間のような、つい見落としがちな部分を再発見したいなと思って歩いています。ネット情報だけではわからないことってやっぱりすごく多いと思うので、散歩することでそういう街の知らなかった部分を見つけられたらなと。
ーー二本柱の両方があるから、散歩がたのしいわけですね。
そうですね。街の中での再発見だったり、自分にとっての新しい発見だったり、色々なことが見つかります。本当は街のあの辺ぜんぜん知らないから歩いてみよう、という感じで歩くのが良いのかもしれないですが、僕は職業柄、街についての情報がかなり入ってきてしまっているので、たとえば武蔵小山なら、最後夜ご飯にあそこのもつ焼き食べて帰りたいし、その前に清水湯にも入りたいから、じゃあその前にちょっとこっちのまだ歩いていないところを散歩してみるか、みたいな感じで行くところを決めています。
ーーそんな散歩、理想的です……! 最後に、気兼ねなくお出かけができるようになったら、どこへ、どんな散歩をしに行きたいか教えてください。
行きたいところはたくさんありますが、独特な雰囲気のある酒場の街で飲み歩きの散歩をしたいですね。立石とか、横須賀とか。
ーー土屋さん、ありがとうございました!
▲散歩の達人9月号「自由のカレー!」を持つ土屋さん。10月号は川越特集です。
編集部のここが「#たしかに」
インタビューの帰り道、さっそく散歩がしたくなり、交通新聞社のある御茶ノ水から神保町までの一駅を、街路樹を見ながら歩きました。残念ながら珍樹はみつけられませんでしたが、いつもはお店の方ばかり見て歩いている靖国通りがなんだか少し違う景色に見えて、あっという間でした。/p>
いつでもどこでも気軽に、ひとりで始められる散歩ですが、少し視点を変えるだけで見える景色が変わる。取材の帰り道にさっそくそれを体感し、「たしかに!」と思いました!
土屋さん、ありがとうございました!
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取材・執筆:矢野千愛 編集:#たしかに編集部