誰かにすすめたい本だけ販売する、ちょっと変わった本屋「AKUSHU」が描く未来図

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2021.06.11.Fri.
#たしかに編集部

時間をかけて種を撒いていく

ーーオープンして半年以上が経ちましたが、3人が「AKUSHU」を始めてよかったことは何ですか。

西村:BASEのコミュニティって、普段だったら友達にならないような人も、「本」という一つの共通点を介して一体感や信頼関係が生まれているんですよね。まだ半年ですが、すでにメンバーの数も100人を超えました。なかには「BASEがきっかけで仕事の迷いが吹っ切れて新しい環境に飛び込めた」という人も。

本を通して誰かの背中を押せたり、変わるきっかけをつくれたりするのは本当に幸せなこと。これからもそんな景色をつくっていきたいなと思っています。

石田:本は読んで終わりではなく、「実践すると人って変わるんだ」というところに今まで以上の可能性を感じていますね。「AKUSHU」に来てくれる人たちのなかで、本を通じていろんな種が育ち、何かの瞬間に花開くといいなと思っています。もしかすると開いた瞬間を私たちは見ることができないかもしれないけど、「変わったきっかけって『AKUSHU』だったのかも」と思ってもらえると、これ以上に嬉しいことはないですね。

大連:この前、20代前半のカップルがふらっとお店に来て、滞在時間5分くらいで新書と文庫本を2冊買ってくれたんです。若い世代にも「AKUSHU」のことが着実に認知されてるんだとわかったのが嬉しかったですね。

僕たちが感じている本の良さを広く伝えていくには、すごく時間がかかると思っています。例えば、若い世代の人が今自分のために本を買わなくても、将来的に自分の子どものために本を選んだり買ったり、それがきっかけで自分も本を読むようになればいい。まさに種を撒くような感じですね。

「主体的に生きる人を増やす」なんてわざわざ声高に言わなくても、「そんなの当たり前」になるような世の中を、「AKUSHU」から生み出せたらいいなと思っています。

AKUSYUの皆さん

編集部のここが「#たしかに」

「読書」はあくまで個人的な行為だと思っていましたが、人と人がつながったり、自分の行動を変えたり誰かの背中を押したり……本の可能性ってこんなにもたくさんあるんだと目から鱗が落ちたようでした。

若い世代を中心に活字離れが叫ばれていますが、仲間と一緒に実践すると得られるものも多そう! 三人がそれぞれ本の魅力を熱く語る姿に、私も読むだけでなく、一歩先へアクションを起こしてみたくなりました。

大連さん、西村さん、石田さん、ありがとうございました!

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執筆・取材・撮影:石原藍 編集:#たしかに編集部

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