毎日に余白を
届ける

価値観発見
メディア

tskn feature

# 人は互いに依存しながら生きる弱い存在

岡田 美智男さん

308 票, 平均: 1.00 / 1 308たしかに

ヒトも道具もロボットも、万能じゃないから面白い 岡田美智男教授たちが挑む、“弱いロボット”の可能性

コンピュータからAIに至るテクノロジーの進化と並行し、最先端のロボットも次々と開発されています。高度な技術が搭載されることで、やがては人間と同等の能力を備えたロボットも誕生するかもしれません。

そうした中、あえて機能が不完全なロボットを開発する研究者が、豊橋技術科学大学の岡田美智男教授です。先生のラボに並ぶのは、苦手な部分を残した、“弱いロボット”と呼ばれる開発品たち。不完全にもかかわらず、なぜか愛着がわいてきて、いつの間にか手助けしたくなるのが特徴です。

なぜ、岡田教授たちの研究グループではこのようなロボットの開発に専念しているのでしょうか。そこには依存し合うことで幸せになれるという、独自の考えがあるようです。

岡田 美智男さんプロフィール
1987年東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了。工学博士。NTT基礎研究所情報科学研究部、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)を経て、現在、豊橋技術科学大学情報・知能工学系教授。コミュニケーションの認知科学、社会的・関係論的なロボティクス、ヒューマン・ロボットインタラクションの研究を進めている。

follow us
Twitter
Facebook
Instagram