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# クッキーアーティスト

KUNIKAさん

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逃げることも「大好きなもの」を見つけるための道のり“その先”を楽しみに、次の扉を開けるクッキーアーティスト・KUNIKAさんの生き方

夏の終わりを知らせるかのような冷たい雨が降り注ぐ9月のロンドン。
どんより雲とは裏腹に、季節の花々と伝統ある建築物、そしてレストランのショーケースから覗く色とりどりのカップケーキが街並みを鮮やかに彩ります。

ここロンドンに初めて降り立った筆者は、不安げな表情を浮かべながら、きょろきょろと周りを見渡すばかり。しばらくすると、一人の日本人女性が颯爽と歩いてくるのが見えました。

「初めまして!よろしくお願いします」

鮮やかな赤色の髪を揺らしながら、やわらかな佇まいで現れたのは、クッキーアーティストのKUNIKAさんです。ディズニープリンセスのアリエルが好きだから、という理由で髪を赤に染める彼女は、等身大の「自分らしさ」を纏って歩いているかのような人でした。

丁寧なお辞儀とやさしい笑顔で迎えてくれたKUNIKAさんに、ほっと安堵する筆者。
そう、今日は彼女に会うため、はるばる日本から飛んできたのでした。

KUNIKAさんは、ロンドン在住で活躍するクッキーアーティスト。菓子の専門学校を卒業後、5つ星ホテル『マンダリンオリエンタル東京』でパティシエとして働きます。その後アイシングクッキーをSNSにアップしたことをきっかけに一躍脚光を浴び、有名ブランドや企業とのコラボレーションなど数々のクッキーを手がけてきました。そして突然、一人でロンドンへの移住を決意。ミシュラン3つ星も獲得する指折りのレストラン『sketch』でパティシエとして働く傍ら、日本とロンドンを股にかけクッキーアーティストとして活躍しています。

「こんなはずじゃなかった!と笑っちゃうほど、思いがけないできごとが起こる人生の方が面白い」そう話すKUNIKAさんは、いつだって「不安」と「挑戦」を天秤にかけながらも、勇気を出して“予感”がする方へと足を踏み出してきました。

『クッキーアーティスト・KUNIKA』として現在に至るまでに、どのような冒険を繰り広げてきたのでしょうか。イギリスの伝統的な紅茶、イングリッシュブレックファーストティーをいただきながらお話を伺いました。

KUNIKAさんプロフィール
日本菓子専門学校卒業。マンダリンオリエンタル東京でパティシエとして修行したのち、2014年スイーツアーティストとして独立。撮影・展示用のシュガーケーキ、アイシングクッキー、オブジェ製作、キャラクターとのコラボレーションなどを手がける。
2017年〜2019年にロンドンに拠点を移し、ヨーロッパ各国を旅しながらカップケーキショップのPeggy Porschenでシアターペストリーシェフを務める。H.I.S.さんのサポートでロンドンパリツアー5泊7日間、ロンドンクリスマスツアー4泊6日間など4回にわたり開催。2020年より日本での活動を再開。オリジナルのペインティングブラシやクッキープリントのセラミックタイルなど、オリジナルアイテムを手がける。
2021年に再びロンドンを拠点にし、現在はミシュラン三つ星のレストランももつsketchでパティシエとして、アフタヌーンティーやパーラーのケーキ制作を担当しつつ、自身のアイシングクッキーなどの制作活動も継続中。

聞き手:貝津美里/生き方を伝えるライター
 世代・年齢・性別・国内外問わず人の「生き方」を聴き「名刺代わり」となる文章を紡ぎます。主な執筆テーマは、生き方/働き方/地域。人と人、人と想い、想いと想いを「結ぶ」書き手でありたい。

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