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逃げることも「大好きなもの」を見つけるための道のり“その先”を楽しみに、次の扉を開けるクッキーアーティスト・KUNIKAさんの生き方

“好きを表現し続ける”ことで幕を開けた、思いがけない人生

KUNIKAさん私の人生は、そこからますます想像もしなかった方向へ転がっていきます。

たしかに編集部気になります!

KUNIKAさん例えば専門学生の頃から菓子づくりの傍ら、自分でつくったアクセサリーを作品展に出品したり、個展を開いていました。それが古着屋さんの店主の目に留まり、『マンダリンオリエンタル東京』を退職後は、その古着屋さんのオンラインショップで働くことに。ずっと親しんでいたお店だったので、声をかけてもらったときは嬉しかったです。

たしかに編集部パティシエから一転、アパレルの世界へと転身したのですね。

KUNIKAさんきっぱりと分野を変えたというより、さらに自由に好きな世界観を表現するための一歩を踏み出したイメージでしょうか。アパレル業界に身を置いたことで、雑誌のモデルさんやアパレルブランドの方々から「アートとしてのスイーツをつくってほしい」と依頼が来るようになって。アイシングクッキーを始め、撮影・展示用のシュガーケーキやオブジェ製作、キャラクターとのコラボレーションなどを手がけるようになりました。

たしかに編集部現在活動の中心に置いている「アイシングクッキー」との出会いもこの頃だったのですね。

KUNIKAさんそうなんです。SNSでつくったアイシングクッキーを投稿したところ、たくさんの方から反響をいただいて。企業からのオファーや出版の依頼などが舞い込み、だんだんと活動が広がっていきました。

たしかに編集部『クッキーアーティスト・KUNIKA』誕生の裏側には、そのような経緯があったのですね!

KUNIKAさんもともとアイシングクッキーは、デコラティブなデザインを表現できるものづくりとして大好きでした。でもそれが世の中に需要があると思ってもいなかったので、周りの人や環境に導いてもらったように思います。好きなことがそのまま仕事にできて幸運でした。

たしかに編集部「幸運」というお話もありましたが、KUNIKAさんのこれまでの歩みを伺うと「好き」「楽しい」と思うことを形にし続け、ご縁を紡いで、一つひとつチャンスを掴んでこられたのだろうなと感じます。

KUNIKAさんありがとうございます。やりたいことを世の中に届けてみたら「いいね」と言ってくれる人と巡り会えた。そうやって仕事の幅や自分の世界が広がっていく感覚は新鮮で楽しかったですね。

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