はみ出すほどぎっしりと書かれたハガキ。『SとN』が紡ぐ読者との対話
『SとN』のSNSには、取材中の風景やお腹が空いてしまうようなグルメが編集部によって投稿されています。佐賀・長崎に詳しい方なら、次のテーマが何になるのかの推測も楽しめそうです。
その中でも気になったのは、読者から寄せられる声の投稿。編集部の上杉さんはどのように捉えているのでしょうか。
――読者の声がSNSであげられていますが、読む中で感じる印象的なことはありますか?
毎号、本に読者プレゼントのハガキをとじ込み、多くの方から感想をいただきます。
「昔、佐賀や長崎の○○に住んでいました!」と故郷を懐かしむ感想や、「かつて訪ねた○○の風景が懐かしいです!また行きたい!」と旅の思い出して書いてくださった方もいらっしゃいます。
「一般的な観光情報誌にないような紹介をしてあり、読み物としても面白い」との感想も。人とのつながりや、お店やその店主の背景、エピソードに入り込んで、行ってみたいとの声も多数いただきます。中には、かなり凝った絵をいただくことも。はみ出すほどぎっしり感想を書いてくださるのがSとNの特徴ですね。
▲さらにこの感想をSNSに投稿し、せきららな思いをのせて答える編集部。『SとN』だからこそ生まれる読者とのコミュニケーションのように思います。