ダンスとは、成長の連鎖を生み出す「最高の教育」
EXILEに加入後、パフォーマー以外にもさまざまな分野で活躍されているTETSUYAさん。数ある活動のなかで「一生続けていきたい仕事=ライフワーク」と話し、力を入れているのが「ダンス教育」です。
2020年4月からはダンスを学びながら高校卒業資格を取得できる新しいスタイルのEXPG高等学院の学長として、生徒たちや先生たちと深く関わっています。これまで活動してきた健康や教育に関わる数々の取り組みがきっかけで、「教育分野に携わるならTETSUYAしかいない」と、HIROさんからご指名があったのだそう。
そもそも教育に興味を持ったきっかけは、ダンスの研究を通じて指導する立場になる機会が増えたことで、ダンスの可能性を改めて感じたからだと言います。
「音楽やダンスで憧れる対象ができると、そこに至るために同じ思いを持つ人たちが集まって仲間になる。その仲間たちと目標を達成して、成功体験になる。この連鎖が自然に生まれるダンスは、教育としてすごくいいなと改めて感じていました」
実際に学校教育においてもダンスの価値が再認識され、2012年には中学校体育でのダンスが必修化。小学校の指導要領にも「表現運動」としてダンスが組み込まれ、子どもたちにとってかなり身近なものになりました。