毎日に余白を
届ける

価値観発見
メディア

tskn feature

#「不便」が未来をもっとよくする

川上浩司さん

115 票, 平均: 1.00 / 1 115たしかに

合理性の追求はヒトを幸せにするか 川上教授が模索する“不便だけど、いい世界”とは

インターネットで誰もが簡単に情報やモノを入手し、AIが思考や作業を代替する。科学技術の発展により、私たちは余計な手間をかけることなく、物事を達成できるようになりつつあります。今後も新たなテクノロジーが開発され、社会はより“便利”な方へとアップデートされていくでしょう。

この大きな潮流の中で、あえて“不便”の方に着眼する研究者がいます。京都先端科学大学工学部機械電気システム工学科の川上浩司教授。不便がもたらす効用から、新たなシステムを開発する、「不便益システム」の第一人者です。

なぜ川上教授は、利便性や合理性と相反するアプローチに注力するのでしょうか。AI時代の多様な生き方についてヒントを探るべく、話を聞いていきます。

川上浩司さんプロフィール
1964年生まれ。1987年京都大学工学部卒業、1989年同大学院工学研究科修士課程修了。岡山大学工学部助手、京都大学情報学研究科助教授、同大学デザイン学ユニット(後に情報学研究科)特定教授を経て、2019年より京都先端科学大学教授併任(後に専任)。博士(工学)。人と人工物の関係を考え直し、「自動化」に代わるデザインの方向性を模索中。

follow us
Twitter
Facebook
Instagram