2021年は自分好みのお茶を見つけよう
――前回のインタビューでは、シーンに合わせてお茶を飲み比べる文化をつくりたいとおっしゃっていたのが印象的でした。
今年はみなさんステイホームなお正月になりそうなので、この機会にぜひ自分の好みのお茶を探してほしいなと思っています。
たとえば、昨年つくった「standard6+1 JAPANESE TEA TASTING SET」は、全国の有名産地のお茶を飲み比べできるセットなのですが、有名産地のお茶を網羅しているので、家にいながら全国のお茶産地を旅している気分になれると好評なんです。
▲standard6+1 JAPANESE TEA TASTING SET
――簡単に、どんなお茶があるか紹介していただけますか?
スタンダードなお茶だとカフェインが少ない滋賀県の「朝宮春番茶」、日本茶の繊細な香りを楽しみたい方は「宇治茶」、洋菓子に合わせるなら甘みのある「八女茶」や「知覧茶」、口をさっぱりさせたい時は渋みのある「静岡茶」などに分かれます。
ちょっとクセのあるお茶が好みな方はスモーキーな「嬉野釜炒り茶」や海苔のような風味のある「伊勢茶」もいいですね。
――お茶ってこんなに個性があるんですね。まだまだ出会ったことのないお茶がたくさんありそうです。
あまり難しく考えず、飲んでみて直感的に好きか嫌いかで判断してみるといいと思います。いろんなお茶を飲んでいるうちに、自分の好きなお茶の傾向もなんとなくわかってくるんじゃないかなぁ。お茶は風邪予防にもなるので、ぜひ2021年は自分の好きなお茶を見つけてみてください!
編集部のここが「#たしかに」
外出も忘年会や新年会も避けがちな今日この頃ですが、日本人になじみのあるお茶のことを知ると、おうち時間がさらに充実しそうです。多田さんに教えていただいた方法はどれも試してみたいものばかり。みなさんも気になったものがあれば、ぜひチャレンジしてみてください!
#たしかに編集部では、なんとtwitter投稿企画キャンペーン「#たしかに2020」で、多田さんセレクトのお茶と焼き菓子のセットボックス『ICHIGOICHIE』をプレゼント!(詳細はこちらをご覧ください)
2021年もみなさんが「たしかに!」と思えるような新しい考えや思いがけない出会いが生まれる記事をご紹介したいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします!
多田製茶のホームページ
https://www.tsusen.net/
取材・執筆:石原藍 編集・取材撮影:#たしかに編集部